関西電力が発表したeスマート10は年間最大で6,900円も電気料金がお得になる可能性があります。さらに電気料金が時間帯によって違い、夜間の料金が安く設定されているので電気を使う時間を調整すればしっかり節約できてお得です。
・eスマート10の料金体系
まず基本料金ですが契約電力が6kWまでは1,188円、6kWを超えた場合は1kWにつき388.08円が上乗せされる仕組みです。
次に電力量料金ですがこちらは時間帯によって分けられており、デイタイムは7月から9月の平日13時から16時までで1kWhにつき42.65円、リビングタイムは8時から22時までで7月から9月までの夏季は34.12円、それ以外の季節は31.02円です。そして電気料金が安くなるナイトタイムは22時から8時までで1kWhにつき18.60円となっています。やはり夜間の料金がぐっと下げられているのがわかります。
また、夏季でも休日はデイタイム料金が発生しないためリビングタイム、もしくはナイトタイムの料金どちらかになります。平日の昼間は電気をなるべく使わないことがポイントになりそうです。
・どのくらいの節約効果があるのか
では現在の関西電力の従量電灯Aプランと比較してどのくらいの節約効果が見込めるのでしょう。
時間帯やシーズンによって電気料金が変わるプランなので電気の使い方にもよるのですが、年間で約3,700円から6,900円ほどお得になる計算です。できるだけ電気料金を安くするためには昼間よりも夜間に電気を使うようにする、夏季の間は特に平日の昼間の電気使用を抑える、この2つが重要なポイントになります。そのため日中は仕事で家におらず、夜間に家で電気を使うような生活スタイルの方に向いているプランになるでしょう。
逆に昼間に家で電気を使う機会が多い場合は期待したほどの節約効果は感じられないかもしれません。
・はぴeみる電登録で電気料金を節約
関西電力にははぴeみる電というサービスがありますこのサービスに登録すると毎月の電気料金と明細が簡単に見られたり、過去の電気料金をチェックして比較することも可能です。
さらに他の家庭の光熱費を見られたり、電気の使用状況を文政してくれたりと毎日の電気の使い方について詳しく知ることができます。はぴｅみる電を活用しながら無駄な電気の使用を把握し改善できれば最小限の電気で生活できるようになり、それが電気料金の節約に繋がります。