電力自由化Q&A

電力会社変更を決意!工事とか手続きとか一体何が必要で、どのくらい費用や時間がかかるの?

電力会社を変更したいけど、何をすべきでどんなことに注意したらいいのか分からない、という人は多いのではないでしょうか。今回は、電力会社を変更するにあたってのあれこれをご紹介します。

供給エリアを確認する
最初に自分が住んでいる地域が、これから変更しようと思っている電力会社の供給範囲内なのかどうかを確認しなければいけません。そして範囲内であることがわかっても、アパートやマンションなどの集合住宅では、そのアパートなりマンションなりがまとめて契約していることがあるので、もし分からなければ管理組合に問い合わせてみましょう。

検針票を用意する
電力会社を変更して新たに契約を結ぶときには、現段階ではどのような契約をしているのかを確認されます。新規の申し込みの前には、必ず現在契約中の電力会社の検針票を準備しておきましょう。

電力会社へ申し込む
いよいよ新しい電力会社に申し込みます。電力会社は変えないけどプランを新しくしたいというケースでも、契約をしなおす必要があるので気を付けましょう。申し込みは店頭はもちろんのこと、今はウェブや電話でも可能になっています。店頭に行って契約する場合には、前述の検針票が必要なのであらかじめ用意しておきましょう。
また、どの方法で契約するにしても、現在の契約先の電力会社に関連する番号のほか、個人情報、新規契約を希望するプランなど、さまざまなことを聞かれるので準備しておきましょう。

スマートメーターの取り付け
現在機械式のメーターを使っている人は、スマートメーターへ変更しなければいけません。工事に関して心配することはありません。新規契約先の電力会社が基本的に無料で行ってくれます。

電力会社を変更するメリット
電力会社を変えることのメリットは、「月々の電気料金が安くなる」ことにあります。
一つの目安として、一戸建てに住む3人世帯で、1ヶ月の電気使用量の平均が392kWhの場合、東京電力からソフトバンクでんきに変更すると、1ヶ月あたりの電気料金は500円安くなります。
このように電力会社を変更することで、月々の料金を安くすることができるのです。

デメリットはあるの?
以前までであれば、誰しも各地域の電力会社と契約しなければいけない形だったので、契約期間というものが存在しませんでした。しかし電力自由化され各々で電力会社を選ぶことが可能になったため、企業側は顧客を囲い込むために契約期間と期間内解約における違約金を設けているところも出てきているのです。
電力自由化された今、そのシステムをうまく使えば料金を引き下げることができますが、契約期間の発生によって好きなときに解約できない状況にもなっています。

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