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電力会社は「情報セキュリティ」が課題に!

電力自由化と「情報セキュリティ」の関係

【各家庭や個人】

 ↓電気使用状況のデータ収集・蓄積

【電力会社】  →  【他企業】

情報外部流出

データの悪用

電気情報セキュリティの必要性

情報がデジカル化して便利になるだけじゃない!
分リスクもつきまとってくる

情報セキリュティが問題に!?

これから、スマートメーターやHEMSなどが普及していき、電力管理システムは
デジタル化、IT化して、良いことばかりではありません。

やはり、これにも少なからずデメリットは存在します。

電力利用状況は詳細にデータが収集されます。

各世帯の電気の使い方、留守にしている時間帯などの細かい生活情報がデータとして残ります。

そのような情報が、漏洩したり、電力会社のデータベースがハッキングされ、
顧客情報が明るみに出てしまったり…という危険性があります。

このような情報が漏洩してしまった場合の影響はとても大きいです。

クレジットカードでの買物情報が漏洩した場合と同じで、生活実態などを他人に
把握されてしまう可能性があります。

電力会社には電力情報が多く蓄積されていくため、電力会社の顧客情報が
漏洩することは、携帯電話の会社がユーザーの通話情報などを外部に漏らすような
自体と似たようなことになってしまいます。

もし、契約した新電力会社が1年で倒産してしまったら、1年分の顧客の電気利用
などのデータが、知らないところで使用されていたり…

という恐ろしいことが起こってしまうかもしれません。

自由化に伴って、このような情報セキュリティの問題は今後起こってしまう
かもしれません。

スマートメーターが導入され、その家の人がいつ在宅し、いつ留守にしているかが
分かってしまいます。

家の特性だけでなく、例えば土日は電気を使ってないから家に居ないことや、
電気使用量がある月から大幅に増え、「家族が増えた」などという情報も
知られてしまいます。

そのようなデータの漏洩や流出を防ぐビジネスも今後出て来ると考えます。

トレンドマイクロ(コンピューターやネット用のセキュリティ関連の製品・
サービスの開発・販売をしている企業)などの、インターネットのセキュリティ
関連の製品やサービスの販売会社にとってはビジネスとして成立しています。

デジタル化には必ずこのようなリスクがつきまとってきます。

今までのように、検針員が検針するシステムでは、こういったリスクは
ありませんでした。

電力会社のデータセキュリティの体制について、今後何かしらの基準が
定められると思います。

一定レベルでの顧客管理、情報管理の体制備えているかを国が審査したりすれば、
多少は安心できます。

スマートメーターを設置する際、電力会社はどんなデータをでどれだけ収集する
ようなものかを顧客にしっかり説明していくべきです。

情報セキュリティに関しての問題は今後出て来るはずです。

新たに電力事業を始めるならば、各企業はそのようなこともしっかり対策
するべきです。

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