最新電力情報

状況に合わせた柔軟なプラン多数登場!

新料金プランで顧客獲得!

電力小売全面自由化により、地域の電力会社も続々と新プランを発表しています。
また、東京電力のエリア外への進出により、地域電力の枠組みも
変化してきています。

電力自由化後の新プラン

1 全ての需要家が他の地域電力会社、小売登録事業者からプランを選択できる!

2 各電力会社が利用者の利用パターンに合わせた新プランを続々発表!

3 他社のポイントサービスなどとの提携でお得に!

結論!

■電力会社は以前よりも柔軟なプランを提示できる
■他地域に進出する電力会社も出てきている

自由化に備える地域電力会社

2016年4月からスタートした電力小売の全面自由化は、従来の地域電力会社を含め、
新規参入する電力会社などの電力販売を行う事業者は、地域や需要家の区別なく、
多彩な料金プランによる電気を提供することができるようになりました。

電力販売を行う事業社は、電力小売の登録事業者として、経済産業省に登録を
行わなければなりません。

登録審査の過程で、電力の安定供給や経営体制、事故やトラブルにいかに
対応できるかなど、厳しいチェックが行われます。

審査をして登録を認められた事業者は、消費者にとって、一応信頼できる
電力小売事業者と判断していいと思います。

2016年4月28日現在の登録小売電気事業者は291社です。

今後さらに増えていくでしょう。

東京電力は中部・関西向けのプランも提示

東京電力が1月7日付けで発表したプランの対象となる消費者は、
現在の東京電力のサービスエリアに住んでいる人たちです。

しかし、従来のサービスエリアだけではなく、関西電力や中部連力のサービスに住む
消費者にも4月から開始する新しいサービスメニューを提示しています。

料金の目安は、月平均、電気使用量が8000円程度以下の消費者でしたら、
現行の従量電灯B、Cプランの継続がお得になります。

8000円〜1万7000円程度の消費者の場合は、時間帯を気にせず使用する
「スタンダードプラン(アンペア契約や基本料金固定型、スマートメーターによる契約
などいくつかのタイプがあります)」がお得になります。

8000円程度以上で、夜間の電気使用量が多い場合は「夜トク8、12プラン」が
お得です。

夜トク8の場合、23時〜7時までの夜間8時間、夜トク12の場合、
21時〜9時までの夜間12時間にそれぞれ電気を効率的に使用する
消費者向けのプランです。

季節や時間で単価が変わる

関西電力は1月15日付けで、「e(イー)スマート10(テン)」という新しい
電気料金メニューとして発表しました。

消費者が電気を使用する季節や時間帯によって、電力量料金単価が異なる
という新しいプランです。

1日の約4割の時間帯である、22時から翌朝8時までの夜間10時間を割安な
「ナイトタイム」と設定しています。

1ヵ月あたりの電気使用量が550kWh(従量電灯A)の消費者がこのプランに
加入した場合、電気の使用状況によって、
年間で約2700円〜約6900円お得になります。

中部電力からは、1月28日付けで、首都圏エリアでの事業拡大計画を発表しました。

その電力料金プランとして「カテエネプラン」
(同社のWEBサイト会員向けのプラン)があります。

このプランは東京電力既存の顧客獲得を狙ったプランであり、
東電の従量電灯Cに比べ、基本料金が毎月1000円、
年間1万2000円お得になります。

コメントを残す

*