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2016年11月モロッコで運転開始!住友電気工業が開発した「太陽を追尾する太陽光発電モジュール」が凄すぎる。

住友電気工業が開発した「太陽を追尾する太陽光発電モジュール」が
話題になっています。

それは、この太陽光発電モジュールの中にとても
画期的な技術が組み込まれているからです。

それはこれまでの発電システムのあり方を
根底から変えるものになるかもしれません。

ここでは住友電気工業が開発したその新しい太陽光発電モジュールについて、
特徴やメリットを紹介します。

太陽を追尾する太陽光発電モジュールとは

住友電工が開発した太陽光発電モジュールは、
科学技術のすばらしさをまざまざと見せ付けるものとなっています。

なぜなら、太陽光発電モジュールには、
これまで不可能だった技術が搭載されているからです。

それは何かというと、太陽を正確に追尾しながら発電するという能力です。

太陽を正確に追尾できるようになると、レンズを使って射光を
直接集めることができるようになり、より効果的な発電が可能になるのです。

住友電工はこの画期的な太陽光発電モジュールについて、モロッコに建設した
集光型太陽光発電プラントにて運用実証することにしており、
そこで品質を詳しく分析したり発電量の計測を行ったりします。

なお、太陽光発電モジュールが用いられる目的の一つは、
気象条件に左右されない発電を行うことです。

太陽光発電モジュールのすごさとは?

住友電気工業が開発した太陽光発電モジュールはとにかくすごいと言われますが、
何がそんなにすごいのでしょうか?

まず一つは、この太陽光発電モジュールが
トップ水準の薄型軽量を誇っていることです。

薄型軽量であるということは、輸送するときの積載効率がよくなり、
設置作業の負担が少なくなることを意味しています。

このことだけでもかなりのコストが抑えられるに違いありません。

さらにすごいのは、太陽を追尾するために使用される
架台の積載量が多くなるということです。

これも大きな利点であり、発電コストを下げることに繋がります。

ちなみに、モロッコに建設されるプラントでは化合物半導体の発電素子が
利用されるため、結晶シリコン太陽電池よりも変換効率が良くなります。

速さと安さを提供する太陽光発電モジュール

技術的なメリットを語りだせばキリがないほどですが、要するに
住友電気工業が開発した太陽光発電モジュールのメリットは、
速くて安い発電システムを提供できることにあります。

それを実現しているのが、太陽追尾による変換効率の向上であり、
薄型軽量による積載効率の向上なのです。

こうしたメリットによって発電効率が良くなれば、
発電システムのトータルコストはますます安く抑えられるようになります。

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