既存電力会社 対 新規参入電力会社

既存電力会社 対 新規参入電力会社

既存大手電力会社のメリット

、平均的な使い方をする「万人向け」

2切り替えないほうが有利なケースも

3実績・ノウハウの蓄積などがある


VS

新規参入会社のメリット

特定の層に対しては有利

2普段使っているサービスが対象

3電源構成などによる選択の幅も広がる

使用量でみる会社えらびの選択肢

電気使用量の多い家庭向けの会社
既存電力会社
新料金プラン
使用量が多い家庭向け
新料金プランは条件次第で有利になる
JXエネルギー
「ENEOSでんき」
使用量の多い家庭向けのプランが充実
ガソリン値引きと併用が可能
東京ガス
「トリプル割」
電気、ガス、プロパイダとのセット
割引で割引額が大きくなる
ソフトバンクでんき
「バリュープラン」
毎月300kWhまでは定額料金
定額に満たない月は還元される
イーレックス
「従量電灯B・C」
電力使用量が多いほど使用料金から
割引される
電気使用量の少ない家庭向けの会社
大手電力会社
既存プラン
使用量が少ない場合、既存プランの
ほうが安いことがある
東京ガス
セット割り
電気とガスの両方で割引になる
H.I.S.
「たのしいでんき」
地域電力会社よりも安い料金設定
旅行時に割引がある
ソフトバンク、KDDI
セット割
各携帯ユーザーの場合は値引き額が
大きい
東急パワーサプライ
「東急でんき」
対象エリアは狭いが料金が安いので
該当エリアの場合には選びたい

新規参入の大阪瓦斯はドコモと連携、イーレックスは単価の安さで勝負

【大阪瓦斯】 他業種連携 

(大阪ガスの電気)

近畿
 広域会員 JEPX会員 ポイント キャッシュバック セット割 独自サービス 

[関西電力との料金比較]-159円 
[電力販売実績]67(千kW)

使用料が多めの家庭におすすめ!
近畿エリアでの瓦斯事業最大手。
瓦斯事業で展開しているサービスとの連携や、2年契約でのセット割引などが魅力。
今後はNTTドコモと低毛いし、事業展開を予定している。

セット割 ガスと併用2年契約で割引額上昇
キャッシュバック 5,000円分のカタログギフトが当たる

(関西電力との料金比較:月30A300kWh使用時の、関西電力の従量電灯Aの料金との比較)

【イーレックス・スパーク・エリアマーケティング】 低単価 

東北、関東、中部、近畿、中国、九州

[東京電力との料金比較]-292円 
[電力販売実績](千kW)

三段階以降の安さをアピール
電気使用量が多いほど、段階的に1kWhあたりにかかkる料金が減額されるように設定されている。

月々の使用料が多い家庭はこうした割安な設定の小売業差yを選ぶ選択肢もある

料金 
40Aの場合 基本料金1,117円60銭
121〜300kWhで1kWhあたり24円36銭
301kWh以上で1kWhあたり27円24銭

(東京電力との料金比較:月30A300kWh使用時の、東京電力の従量電灯Bの料金との比較)

-CHECK!-
電気代だけで比較しない!
【サービスメニューを確認】
セット割引など電気代以外に付随するサービス内容など
【実質的に負担する額を確認】
還元率や普段の使用料における1kWhあたりの料金など

結論

■電力使用量が多い世帯は、新規参入の小売電気事業者が候補
少ない世帯地域電力会社と契約継続

特定の使い方をするなら新規参入のほうが有利!

小売電気事業者は「特定層向け」
一般家庭向けの電力供給では、これまで既存の大手電力会社10社(地域電力会社)がそれぞれの地域で独占してきた経緯があり、契約世帯数の多さなどスケールメリットによるサービスの優位性は今後も保たれるでしょう。
それに対して新規参入する小売電気事業者は、電気使用量の多い世帯にターゲットを絞ったり、既存にサービス契約を対象にしたりしています。
地域電力会社は「万人向け」、小売電気事業者は「特定層向け」といった考え方ができそうです。

小売電気事業者では、携帯電話スマートフォン回線契約、ケーブルテレビの契約などとの「セット割引」が前提になるプランも多く、すでに加入していうる、加入してもよいという人は第一の選択肢になるでしょう。
都市ガスとのセット契約も、都市ガスが供給されていないエリアでは選ぶことができません。
自分の生活スタイルや電気使用量などに合ったサービスが提供されていれば、有利な小売電気事業者を選択することになります。

とくにセット割の対象となる商品をもっていない、必要ないという人は東京電力など地域電力会社がまず第一候補となります。
その際、これまでの契約を継続するか、新料金プランに切り替えるかの選択になります。

何もしなければ従前の契約が継続されるものの、新たに導入されるポイントサービスなどは受けられないケースもあります。
大半の大手電力会社は旧プランへの加入受付が2016年3月末で打ち切られますが、電気の使用パターンによっては、旧プランのほうが有利なケースもあるため、その点をまず確認しましょう。

また、一口に地域電力会社といっても関西へ進出する東京電力、首都圏進出する中部電力などのように、これまでの供給エリアの枠がなくなります。
各社のサービス内容の違いの見極めも欠かせません。

既存の大手電力会社なら急プランも候補として検討しよう。

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