電力自由化Q&A

Q.もし、契約した電力会社が倒産したら…?

A.新電力会社に変わって、既存大手電力会社(地域電力会社)が電力供給を行うよう、国が義務づけている

契約した電力会社が突然倒産してしまった場合、どうしたらいいのでしょうか。

たとえ、登録されている小売電気事業者であっても、経営悪化に見舞われ、
破綻してしまう可能性があります。

電気は来なくなってしまう?

契約している電力会社が突然倒産してしまい、電気を止められてしまうのではないかと不安になってしまいますよね?

大丈夫です、突然電気が来なくなるということはありません!

新電力会社に代わって電力供給を行うよう、各地域の電力会社に対して
国で義務づけられています。

電気の供給を受けられなくなることを防ぐための措置です。

電力需要家のための最終保障サービスと呼ばれています。

供給不足による停電は、送配電業者に対し、送配電ネットワーク全体で電力の
需要バランスの維持が義務づけられています。

新電力会社の供給不足により、停電が起こることはありません。

新電力会社が倒産してしまった場合、地域の電力会社へ連絡することが必須です。

契約している会社が倒産してしまったら、
私たちはどうしたらいいの?

新しい電力会社を探しましょう。

契約していた電力会社が倒産・撤退してしまった場合、
「電力供給ができなくなる」と通知が届きます。

最低でも15日前までに通知が届くことになっています。

通知が届いたら、新しい電力会社を選びなおして契約するか、
地域の電力会社に一旦戻るかを決めなければなりません。

通知を無視してしまった場合は電気が止まる可能性があるので、
必ず通知は確認しましょう。

不安な場合は直接連絡して確認しましょう。

契約してる電力会社の状況はなるべく
チェックするようにしよう!

料金はどうなるの?

安くなる、得するといって乗り換えたプランでしたが、
もうその料金プランは利用できないため、地域の電力会社に一旦戻る場合は、
「従量電灯」のプランに戻ることになります。

戻るということは、乗り換えたプランよりも電気代が高くなる
ということになります。

燃料高騰による料金の値上げは避けられませんが、電力自由化により、
電力会社の経営努力次第で値上げが最小限に抑えられると考えられます。

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