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太陽光・風力・水力・バイオマスだけじゃない。再エネの新エネ「雪氷熱」の特徴と利用法をご紹介します!

再エネといえば、太陽光や風力のことを思い浮かべる方も多いと思います。
しかしこれらに加えて、地域によっては「雪氷熱」も注目されています。
なぜなら、この方法を活用すれば地域の気象特性を生かすことができるからです。
「雪氷熱」とはどのようなものでしょうか?
これから概要と特徴を解説していきますので、ぜひこの画期的な新エネご注目ください。

・雪氷熱の概要について

自然の力をそのまま再生可能エネルギーに利用できたら・・それが一番理想的です。
そういう意味で、寒冷地で利用されている雪氷熱は、まさに理想的な再生可能エネルギーといっていいでしょう。
雪氷熱とは、冬の間に外で凍らせた氷や雪を保管して、それを冷熱が必要になる時期に利用するというものです。
雪はどこでも降るわけではないので、利用地域は限定されてしまいますが、雪が降る地域においては資源の枯渇を心配する必要がないので、再生可能エネルギーとしてとても注目されています。
雪氷熱は、寒冷地の気象条件を最大限に活用した再エネの新エネなのです。
日本では、沖縄は無理ですが、東北や北海道などの北国ではこの新エネの導入が期待されます。

・雪氷熱の特徴

雪氷熱はただの珍しい新エネというわけではありません。
その素晴らしい特徴を知れば、寒冷地ならどこでも導入したいと思うことでしょう。
例えば、雪氷熱は、本来ならデメリットだったものをメリットに変えることができます。
これはどういうことかというと、除雪などで多大なコストが必要だった雪が、エネルギーとして有効利用できるということです。
こうした取り組みがない時代には、雪は降れば降るほど迷惑なものでしたが、再エネの技術が定着した今、雪は降れば降るほどメリットのある存在なのです。
また、雪氷熱から出る冷気には適度な水分が含まれているため、食材の冷蔵にとてもよく合います。

・雪氷熱の利用方法

雪氷熱が地域の気象特性を生かしたエネルギーだということは分かりましたが、具体的にどのような利用形態があるのでしょうか?
一つは、雪氷熱を使って食品を貯蔵することです。
これは雪を倉庫の中に貯め、さらに野菜などの食品を入れて、冷熱によって貯蔵を行います。
さらに、雪と氷の冷熱を応用して雪冷蔵・冷蔵システムを作り上げることもできますし、アイスシェルターとして冷蔵や冷蔵に利用することもできます。
このように雪氷熱は素朴な新エネではありますが、さまざまな利用方法があります。

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