埼玉県内でガスの販売をしている武州ガスが電気料金プランを発表しました。
利用者にとって大事なのは切り替えることで電気代が安くなるのか、という点ですが
武州ガスを利用している家庭なら電気代も安くなる可能性があります。
武州ガスの電力プラン
一般家庭が選ぶことになる武州でんきのBプランについて見てみましょう。
契約アンペア数は30Aから60Aまでで基本料金は30Aで842.40円、
40Aで1,123.20円、50Aで1,404.00円、60Aで1,684.80円となっています。
電力量料金は140kWhまでは23.24円、140kWh超350kWhまでは23.45円、
350kWh超で25.93円です。
この内容は東京電力の同じようなプランと比較してそれほどの違いはないのですが
電力量が増えるほどお得になっています。
ここはとても大きなポイントになりますので自分の家庭で
どのくらいの電力量を消費しているかを事前にチェックしておきましょう。
たとえば350kWhを超えているなら電気代は安くなります。
武州ガスの電力プランを契約するには
電力の使用状況によっては東京電力よりも電気代が安くなるので
お得なプランなのですが契約するには一定の条件があります。
1つは武州ガスを利用していること、
1つは武州ガスと電気の使用場所が同じであること、
1つはガスと電気の契約者が同じであること、
1つはガスと電気の料金を合算して支払うことです。
これらの条件を全て満たしていないと
武州ガスの電気は使えないので注意しましょう。
武州ガスを既に利用している家庭なら特に問題ないはずです。
電気単体でサービスを利用することも可能ですがそれでは割引もなくなり
お得感がないので切り替える手間を考えるとメリットはありません。
切り替えるべきか？
武州ガスに切り替えるべきかどうかは先ほど紹介したとおり
毎月の電力使用量がポイントになります。
そもそも30A以上の契約アンペア数でないと利用できませんし、
電力使用量が多くないと割引もほとんどないので
たとえば一人暮らしの家庭にはあまり向いていません。
逆に家族の人数が3人以上で電気をよく使う家庭にはメリットが生まれます。
武州ガスに限った話ではありませんが切り替えによって得があるかどうかは
各家庭の状況で違いが出ますのでまずは電気の使い方について
改めて見直してみましょう。
そのうえで武州ガスの電力プランをよく確かめて電気代が安くなるかどうか、
契約条件を満たしているかどうかを確認しましょう。