■ローソンが展開するまちエネとはどんなサービスなのか■■
2016年4月の電力自由化に向けて、ローソンと三菱商事が共同事業会社を立ち上げました。
首都圏を中心に受付を開始、4月から電力供給を開始するそうです。ローソンは関東圏に約4,000店舗を保有しており、店頭やWEBを通じて顧客獲得を目指していくようです。コンビニ業界で電力自由化に名乗りをあげたのは、ローソンが初です。ローソンなどのコンビニは、生活に即した一般消費者に最も近い存在です。三菱商事はすでに電力を生産、販売している会社ですので、そのノウハウを生かして販売と消費者との接点をローソンが担うことで、電力自由化で勝ち抜いていこうという戦略です。電力自由化に伴う会社の変更と聞くと難しく思えてしまうような話でも、ローソンが入ってくると身近に感じられる、そんな消費者の意識を利用したサービスなのです。このサービスは、電力会社を変更するにあたり、新たに電線をひいたり工事をする必要はありませんし、さらに家庭の電気メーターがスマートメーターでない場合には取り替えが発生しますが、工事費は原則まったくかかりません。電気はいままでどおり地域電力会社の送配電線を通って各ご家庭に届けられるため、いままでと同じ品質で安心して利用することができるので、普通の電力会社と変わりません。
■ローソンだからこそなせるサービス■■
次に、この電力自由化によってローソンだからこそなせる様々なサービスについて詳しく紹介していきます。まずは、電気代に応じてどんどんとポンタポイントが溜まるようになっているというサービスです。電気代に応じてポンタポイントがたまり、もらったポンタポイントをローソンでつかえばさらにおトクなお買い物ができるというローソンならではのサービスを提供します。
次に、ローソンならではのサービスとしては、電力を利用していると毎月お得なクーポンをもらうことができるというサービスです。このサービスは、ローソンの電力会社と契約をかわすと、ローソン人気メニューのおトクなクーポン券が毎月メールで届くようになるのです。電力がポンタポイントとしてたまるだけでなく、ローソンの商品ももらうことができるお得なサービスを提供するのです。その結果、もし現在の電気代が月に2万円ならば、電気代が実質14900円年間でお得になるのです。このような、一般の人に即したサービスはローソンだからこそなせるサービスだと思います。