電力自由化Q&A

家電の消費電力と電気代ってどのくらい?超カンタン♪気になる家電の電気代計算方法!

・電気ご使用量のお知らせ表が分かりにくいのはなぜ?
毎月送られてくる電気ご使用量のお知らせといった表をよく見てみると、請求金額とその下に内訳が色々と書かれていますよね。しかしこの内訳をじっくり見ても、いまいち何が何なのかさっぱり分からない事があります。なぜこれほどに、複雑に表示されているのでしょうか?
実は家庭の電気代は全て、経済産業省の資源エネルギー庁の料金審査専門委員会で審査され、そこで認められた値段で決められるようになっているのです。そのため、電気の料金を電力会社が勝手に決める事が出来なくなっているのです。しかし電気を作る際にかかってくるコストには、一定でなくよく変動する事があります。その変動が行なわれる度に、認可を取る事は現実的に難しいため、これらは別の枠で計算されるようになっているのです。それらの事が起きているため、お知らせ表の表示が複雑になっているのです。
・家電にかかる電気代の計算方法
電気代は「電気の量」×「量あたりの単価」で計算されています。消費電力には、WやkWやWhといった文字が記載されています。まずWhとは電気の量の事であり、1時間使用した際に消費される電力の量の事を表しています。そしてWとkWは量の単位ではないため、これらに使用した時間をかけると電気の量のWhに変換する事が出来ます。つまりWやkWと記載されている場合には「W÷時間」を計算し、Whと記載されている場合には実際に使用した時間に変更しなければいけません。電気代を計算する際にまず始めにする事は、電力量(Wh)を計算する事です。電力量(Wh)は、消費電力であるW×時間で算出する事が出来ます。そして次に電力量をkWhで計算するようにするために、Wh÷1000でWhをkWhに変換します。そして最後にkWh×契約しているプランの1kWhあたりの電力量の料金と算出する事で、家電の電気代を出す事が出来るのです。

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