電力会社選び

安いだけで選んでいいの?電力自由化の今後の見通しと将来性。

電力自由化がなされたことにより、これから多くの事業者が電気事業へ参入してくると言われています。
とはいえ、これは本当に価格だけで選んでいいのでしょうか。実はそれぞれの電力供給会社ごとに特徴があり、実際には価格だけで選べないポイントも出てくるようです。

・電力自由化で選ぶもののひとつは発電方法、中には脱原発も?

電力自由化が進むことにより、電力により選ぶポイントも多様化していきます。
このため、もちろん価格はとても大きなポイントなのですが、それ以外にも様々なポイントがあるのです。
そのひとつが「クリーンエネルギー」というもので、これは熱や電気などのエネルギーに変換しても二酸化炭素などの有害物質を排出しないエネルギーのことです。
代表的なものとしては太陽光エネルギーがあり、また最近では風力発電・地熱発電などもこれに含まれます。
大震災とそれによる原子力発電所の放射能汚染などにより、原子力発電を利用したくないという考えが支持を集めているのです。このため、このような人にとっては脱原発エネルギーとなるクリーンエネルギーも大事なことになるでしょう。

・競争が進むと発電事業が激化、より大きなサービスも期待できるが……

また、競争が進むことにより発電事業が激化する可能性はあります。
今ではすでに規模の大きな企業が電力自由化に参入するという流れがあり、非常に大きな動きも出てきています。ただし、これらの維持についての考え方も必要になります。
すでに先進国となっているドイツでは、当初100社以上の会社が参入したのですがそのほとんどが倒産したというデータもあるのです。安定した供給ができる会社、ある程度規模があり支持されている会社を選ぶ必要性も出てくるかもしれません。
その一方でより大きなサービスも期待できるでしょう。また、安さは求心力としてはとても強いものになります。ただ、その後に維持したり経済的に発展していけるかどうかについての考えも必要になるでしょう。

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