節電術

吸引力の高い掃除機って電気代高そう…実は紙パック式の方が吸引力は上だった!サイクロン式との電気代の違いは?

掃除機の種類は大きく分けると紙パック式とサイクロン式の2種類となります。この2つのどちらを購入するかで迷う人も多いのではないでしょうか。比較的新しい方式であるサイクロン式の方が吸引力や電気代の面で上回っている印象がありますが、実際はどうなのでしょうか。
・紙パック式の方が吸引力は上
実は紙パック式の方がサイクロン式より吸引力は上なんです。ただ、紙パック式は掃除機内部の紙パックにゴミを集めるので、ゴミが溜まるとすぐに吸引力が落ちます。サイクロン式は強い空気の渦でホコリと空気を分離させる方式です。この強い空気の渦を作る過程でパワーが必要となるので、紙パック式に比べ吸引力が出ないのです。一方、ホコリと空気を分離することで常に排気のルートを確保できるので、吸引力が落ちにくいというメリットもあります。
・紙パック式とサイクロン式の電気代の違いは?
基本的に掃除機の電気代はサイクロン式の方が安いです。紙パック式の方が吸引力が高いので、その分消費電力も高くなります。なので、毎月の電気代も紙パック式の方が高くなる訳です。最大消費電力が1150Wの紙パック式と850Wのサイクロン式を毎日10分間使用すれば、年間で約500円、サイクロン式の方が電気代が安くなります。
・電気代を節約したいならサイクロン式か
紙パック式は電気代が高いだけでなく、紙パック代も負担する必要があるのでコストがかかります。一方でメンテナンスが楽というメリットもあります。紙パックにゴミが溜まったら捨てて、2~3ヶ月に1回紙パックを交換するだけです。吸引力では紙パック式に劣りますが、吸引力が落ちにくく電気代も抑えられるサイクロン式は節約重視の方にオススメの方式です。ただ、サイクロン式はダストカップやフィルターをこまめに手入れする必要があるので、メンテナンスの手間がかかります。
新しいサイクロン式の方が性能で上回っているイメージがありましたが、どちらにも長所・短所があり、一概にどちらが良いとは断定できないようです。

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