電力自由化が行われることにより、どの企業も電力事業に参入しています。ただ、これから電力の自由化によって新しいサービスが起きたり、これからどんどん予想されるサービスが出てくるでしょう。ありそうなものをいくつか紹介します。
・徹底して廉価、その分余計なサービスがない電気供給サービス
まずひとつは徹底的に安い電気供給サービスです。
これは他社をリードするほどとても安くなっており、誰が見ても驚くほどの価格帯での電気供給が可能になります。
ただし、これは安かろう悪かろうという言葉が当てはまるサービスともなるでしょう。実は徹底的に廉価になっている分、サポートや管理などがあまり充実していません。もちろん最低限のサポートや電力の安定供給は行われていますが、その一方でのりかえ割引や時間帯で変わる料金プランなどは期待できないのです。
また、予想されることとしてはネット上でだけ利用者を集めるというタイプの集客でしょう。そういう企業のウェブサイトは情報が充実しており自分で調べれば情報量・質ともに魅力的です。ただし、これまでの電力会社のように詳しいヘルプデスクや見積もりをしてもらえたり、何かあれば担当者がやってくるような従来のサポートは期待できない場合も出てくるでしょう。
・電気コンサルや電力コンサル
また、期待できるのはこれから電力事業を始めようとする会社に対してのものです。
これはこれから電力事業を始める会社に対して、電力自由化でどうすればいいのか、どうやったら儲かるのかということをコンサルティングする会社が出てくるということでしょう。これから参入したい場合、コンサルティング業務を行い、電力ビジネスを成功へともたらします。
その一方で、電力コンサルタントとしてたくさんの電力会社からそのに適した会社はどこか選ぶことを仕事にする人も出てくるのではないでしょうか。電気事業に関しては制度が複雑なので、しっかり選べればこれから更にお安くなります。お金の相談ができるファイナンシャルプランナーのような人たちが電力のジャンルにも現れるのです。そのような人たちは電力のことを学習してサービスを理解し、相談者にアドバイスをするというサポートサービスも出てくるでしょう。