節電術

エアコン・オイルヒーター・ファンヒーター、メイン暖房の中で最も省エネなのはどれ?

・最も省エネなメイン暖房器具はどれでしょう
家庭内で使用する暖房器具のうち電気を使用したメイン暖房として利用可能なものは、エアコン、オイルヒーター、セラミックファンヒーターなどが挙げられます。1時間あたりの使用電力量を比較すれば良いわけです。機種による違いはあるもののエアコンについては130Whから1200Whの間と幅広くなります。なぜなら、設定温度次第で消費電力量は変わり外気温を温めるために内外気温差が大きければその分消費電力量も大きくなるためです。設定温度に到達した後は室内気温を維持するために自動運転となることから最低値の電力消費量にて暖房運転が可能となります。オイルヒーターについてはスイッチ切り替えにより500Whや1200Whなど決まった数値の電力を消費します。セラミックファンヒーターについては500Wh、700Wh、1200Whなど機種依存となるものの切り替え可能な機種が多いです。こうして見るとエアコンが効率としては良いと思われるわけです。
・暖房器具には得意分野があります
エアコンであれば部屋全体を温めることが可能なため、省エネ設計という点からも最も優れていると思われます。他の暖房器具にはメリットは無いのでしょうか。オイルヒーターについては輻射熱を利用した暖房となることから、エアコンのように室内に対流を起こす必要がありません。呼吸器系が弱い方には最も優れた暖房器具といえます。セラミックファンヒーターについては、狭い空間を温める時に重宝します。利用者の近くに置いて温まることが出来るため、利用する時のみこまめに手元でオン・オフ可能です。狭い空間をすぐに温める時に重宝します。エアコンが省エネである最大の理由はエネルギー消費効率が高いからです。外の空気から熱を奪い室内に運んで温めることから消費電力の5倍もの熱量を生み出すことが可能です。ヒートポンプユニットが効率良く働くために効率が良いというわけです。外気温が極端に寒い地域で利用するとパワーが出にくくなり消費電力も上がってしまうのです。このため、得意分野に合わせた暖房器具の選択を行うことで省エネ運転を行うことが出来ます。

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