・こたつのメリットデメリット
こたつは発生した熱によって直接的に脚を温めることができます。四方にかかる布によってその熱を閉じ込めることができ、肩まで布を被ることでほぼ全身を温めることも可能です。最初は温めるために強にメモリを合わせたりしますが、中が温まると強では熱すぎるので普段は中や弱のメモリで十分です。少ない電力で保温効果を維持できますが、大人数で使う場合は脚が伸ばせないので十分に温まることができません。
・ホットカーペットのメリットデメリット
ホットカーペットは全範囲を温めますので、使っていない範囲が無駄になってしまいます。しかし寝転んで全身を温めることができますし、毛布などを使えば心地よく仮眠をとることも可能です。こたつよりも範囲が広いので家族がおのおの温まることができ、座るも良し寝転んで良しと使い勝手が良いです。
・基本的にこたつの方が省エネ
結論から言うと、ホットカーペットの方が多くの電気代がかかります。どうしても広い範囲を温めなければいけないので、こたつよりも非効率的なのです。一つの目安ですが、こたつの強メモリと1.5畳ホットカーペットの中メモリが同じ電気代です。現実的にこたつのメモリをずっと強にすることはないので、こたつの方が省エネです。当然ホットカーペットのサイズが大きくなるほど電気代も高くなります。
・状況に合った選択を
例えば一人暮らしなのにも関わらず大きなホットカーペットを使っている場合、非常に効率が悪いです。一人暮らしであれば、一人用のこたつなどを使った方が効率良く温まることができます。逆に家族で暮らしている場合はホットカーペットを敷いた方が同時に多くの人が温まれるので効率が良いですし、こたつに入れなくてやきもきすることもなくなります。こたつが好き、ホットカーペットが好きなど好みの問題はありますが、基本的にホットカーペットの方が電気代がかかり、暮らしている状況によって両者を選択することが重要です。
節電術