京葉ガスが提供するマイホームあかりプランは120kWh以上の電力量の家庭におすすめです。電気を使えば使うほどお得になる料金体系ですので家で電気を使う機会が多い方は要注目のプランです。
・マイホームあかりプランとは?
マイホームあかりプランは東京電力の従量電灯Bに相当するプランで、契約アンペア数も40Aからと電気使用量の多い家庭を対象にしているのがよくわかります。
家族の人数が多い、自宅で仕事をしていて1日中電気を使う、そんな家庭に最適でしょう。契約アンペア数は40A、50A、60Aと3種類ありますが基本料金はどれも東京電力と同額です。しかし電力量料金が120kを超えた段階から東京電力よりもお得になります。
東京電力の場合、120kWhから300kWhまでは25.91円、それ以上は29.93円なのですがマイホームあかりプランは400kWhまでは24.10円、400kWhを超えると25.96円になっています。特に400kWhを超えた時の料金の差は大きいのでここが1つの基準になりそうです。
これまで電力量料金に悩まされてきた方も安心でしょう。
・電源構成の開示
京葉ガスでは自社の電源構成を開示しています。この開示をしている電力会社はあまりなく珍しい取り組みと言えるのですがブランドメッセージであるほっと、人、あんしん。という言葉を体現するような取り組みです。
内訳は卸電力取引所が34%、LNG、LPG火力が30%、FIT電気が17%、石炭火力が8%、石油火力が3%、水力が3%、その他が4%となっています。卸電力取引所とLNG、LPG火力を中心にさまざまな電源を確保しているのがわかります。こうした情報まで確認できるのは電力自由化の1つのメリットでしょうし、私達も安心して電力サービスを選べるようになります。
今後はこうした取り組みが他の企業にも波及していくのではないでしょうか。
・マイホームあかりプランの注意点
マイホームあかりプランに限らず、京葉ガスの電気はガスとセットで契約しないと利用できません。つまりガスを他の会社と契約を結び電気のみを京葉ガスで契約することはできないのです。
セット割引もあるのでセット契約して損をするようなことはありませんが今現在京葉ガスを利用しておらず電気の利用を検討している方はこの点に注意してください。また、供給エリアも京葉ガスの電気ということで千葉県内に限られていますので他県の方は契約できません。