奈良県や滋賀県で最安値の電気料金を設定していると注目されるいこま電力。電気使用量が多い家族などはおトクと言われている料金プランですが、実際にはどうなのでしょうか。まずは、噂のいこま電力について少し知っておきましょう。
・いこま電力という会社について
いこま電力とは奈良や滋賀を中心として事業を行っており、地元で作った電力を地元の会社に提供することでエネルギーの地産地消を目指す会社です。いこま電力は自社で電気を発電するのではなく、関西電力も含めていくつかの電力会社から電気を供給してもらっているので停電の心配はありません。また、太陽光発電事業も行っているので、電気の安定供給については安心できます。いこま電力の電気料金プランの特徴としては単身者世帯よりも子供のいる構成人数が多い家族向けのプランが多くなっています。
・おトクな家庭用プラン
具体的な家庭用プランとしては、ご家庭向けプランというものがあり、これは従量電灯Aに相当するものです。基本料金は1契約に月373.30円で、電力量料金は120kwhまでが1kwhあたり22.83円で、120kwhから200kwhまでが29.26円、そして200kwhから300kwhまでが23.41円となり、300kwh以上が26.66円になっています。関西電力の料金と比べると200kwhまでは違いがありませんが、200kwh以上の料金単価については1kwhあたり5円ほど安くなっていますし、300kwhは7円ほども安くなっているのでかなり割引率の高いプランであることが分かります。それで、毎月の電気料金が200kwh以上となっている家庭では関西電力からいこま電力に乗り換えたほうが電気代を大きく節約できるでしょう。
事実、毎月300kwh前後を使う家庭であれば関西電力のときには95000円以上も支払っていましたが、いこま電力に切り替えると年間で約7000円ほども浮かせることができるのです。
・お店もおトク！
さらに、店舗や事務所なども電気をおトクに利用できるプランをいこま電力は提供しており、基本料金は関西電力よりも安く349.92円となっており、三段階に分かれている電力量料金も1kwhあたり2円から3円ほど安くなっています。
現在関西電力の従量電灯Bを利用しているならいこま電力に切り替えることによって10パーセント以上も電気利用料を節約することができるでしょう。ある一般的なデータによると毎月1000kwh以上使っている事業所がいこま電力に乗り換えたことによって年間で4万円以上も節約することができたとのことです。
奈良や滋賀の地元に密着した事業を行ういこま電力は今後も色々と地元のニーズに合ったサービスを提供していくことでしょう。