電力会社選び

地域によって選べる電力の選択肢は異なる。隣町に引っ越したらどうなる?

今までは引越しをしてからその地域の電力会社に書類を送ればよかったのですが、電力自由化がスタートした4月以降は、まず最初に電力会社の契約をしなければならなくなりました。電力自由化になったら契約したらその日からに電気が通るのではなく、3日ほどかかるといわれています。(当日でも大丈夫な場合もあります)
ここでは引越しをするときの電力の手続きについて説明します。

①転居先の電気の手続きはいつ行えば良いのか
電気の手続きを行うには2通りのことが考えられます。
・現在の電力会社を継続して利用する場合
電力会社を継続するのであれば、今使っている電力会社に連絡をしましょう。東京電力では「引越しれんらく帳」というサービスがあり、引越しをする際に面倒な手続き、電気・水道・ガス・プロバイダー・新聞などの変更連絡を一括で行うことができます。インターネット上で簡単に手続きをすることができて非常に便利なので是非チェックしてみてください。
・新電力に申し込みをする場合
この場合には契約中の電力会社に対する解約手続きと、新しく契約する電力会社との両方の手続きが必要になってきます。解約の場合は引越しの1ヶ月前、もしくは日程が決まり次第すぐに連絡しましょう。電気の解約が済んだら、次は引越し先の電気を手配します。その際には検針票が必要になってくるので、請求書などをあらかじめ整理して保管しておいたほうがいいでしょう。

②引っ越し先による契約内容選びのポイント
・賃貸から持ち家になる場合
引っ越し先が持ち家の場合、そこにソーラーパネルを取り付ける可能性があるかどうかが、契約内容を選ぶ上で重要になってきます。もし自宅にソーラーパネルを設置するのであれば、そこである程度の電力を作り出すことができるので、それを考慮してのプランの選択が必要になります。

・持ち家から賃貸になる場合
電力自由化の大きな特徴は、自分に合った電力会社を選んで好きなように契約を結ぶことができる点にあります。しかしながら、マンションやアパートなどの集合住宅で賃貸の場合、その建物の管理会社が全体の料金プランを一括で契約していることがよくあります。このとき、自分で好きな電力会社を選んで契約ということはできないので、事前に確認しておきましょう。

③解約金や違約金は発生するのか
電気料金プランの中には、長くて2年間の契約期間が決まっているものも存在します。その場合、契約期間内に解約すると違約金が発生してしまいます。しかし、ほとんどの料金プランでは、引っ越しによって解約しなければいけないケースなら、契約期間が残っているうちでも違約金は発生しません。
ところが、現在使用している電力会社が引っ越し先の地域でも事業を提供しているとき、別の電力会社に契約を変更するとなると違約金を払わなければいけないこともあります。
引っ越す際には、現在の料金プランと引っ越し先でどの電力会社が契約可能なのかを事前にしっかりチェックするようにしましょう。

コメントを残す

*