電力会社選び

電力自由化におけるメリット

電力自由化のメリット①

「選択の自由」

様々な料金プランや料金メニュー

 ↓

【消費者 選択の自由】
自分の生活スタイルに合ったプランやメニューが選択できる

電力自由化のメリット②

「ビジネスチャンス」

IT企業、ガス会社、家電メーカー、不動産関連企業、大手スーパー、
ポイントサービス提供企業、住宅関連企業

 ↓

様々な企業が電力事業市場へ参入

いろんな商品やサービスを電気とセットで販売できるようになる

様々な選択肢が生まれる

電力会社は今まで、消費者がどんな生活スタイルや嗜好で、電気をどのように
使用したいかということを考える必要はあまりありませんでした。

自由化が始まって、既存の電力会社も新しく参入した会社も、顧客獲得が
できるようなサービスを提供していく必要があります。

そして、大きなメリットとして、消費者は電力を自由に選択することがでるように
なりました。

地域電力会社以外からも電力を購入することができます。

地元以外の電力会社で電気を購入することも、今までより安い電気を売っている
電力会社に乗り換えたり…。

これまでになかったサービスが生まれ、私たちにとって、購入先の選択肢が広がり、
自由に選ぶことができます。

他にも、少し電気料金が高くても、太陽光発電などの再生可能エネルギーで発電した
電気がいいという人は、そのような電気を売っている会社と契約することができます。

電力会社によりますが二酸化炭素の排出量などが電源構成により異なります。

電源構成に関して気にして選択することもよいかと思います。

電気料金の設定が各電力会社によって自由に行われることも1つのメリットです。

自由化された今は、家庭向けを含め、電気事業者が自由に料金を設定することが
できます。

経営体力、経営努力に応じて価格が決まるため、事業者ごとに料金プランや
サービスに差が出てくるので、消費者にとって魅力的な料金プランやサービスを
提供できるかが課題になります。

自由化によるビジネスチャンスの広がり

ビジネス面のでもメリットがあります。

企業にとって電力自由化は大きなビジネスチャンスになりました。

今までは参入できなかった企業も、全体で7.5兆〜8兆円の大きなマーケットに
入ってこれるため、新しいビジネスを展開したいという企業にとってはとても
嬉しいことです。

必ずしも電力事業に小売電気事業者として参入するということだけではなく、
自社の強みを生かし、様々な企業が多様な形で電力市場に参入できる
可能性が広がりました。

東京電力や関西電力などと、ポイントサービスを行っている会社が提携を
始めていたり、大手スーパーや家電メーカーなどが電力事業関連の
サービスを開始したり、様々な業界で動きが出てきました。

従来の自社サービスに新たに電気販売のサービスを組み入れて、
売上を拡大するチャンスがあります。

IT業界にも利点があります。

電力事業に連動した情報関連サービスがどんどん開発されていき、あわせて様々な
分野でのIT化やデジタル化に置いて「スマートメーター」が重要になっていきます。

今後スマートメーターの普及によって、月1回の検針が、毎日約30分に1回の
ペースでデータ収集が可能になります。

このデータを、様々な企業が分析したりし、活用する時代になっていきます。

電力会社だけでなく他の分野から新規参入してくる企業も、IT化を駆使し、
新しいサービスを提供していくということをしていかなくてはなりません。

たくさんの顧客と繋がりがある企業、顧客のデータの分析が得意な企業にとっては
ビジネスチャンスが広がっていきます。

電力会社間での競争が激しくなると、各電力会社は顧客のニーズを中心に様々な
データを収集し、分析していきます。

今まで電力会社はそのような分析をする必要がなかったのですが、これからは
顧客の情報をできるだけ細かく集め、それぞれの顧客に合ったプランを提供していく
必要があります。

多くの顧客と接点を持っているガス会社や住宅関連の企業。

電力会社の代理店のような形で、電力会社と親和性のある企業が参入するこが
できるようになります。

自社の製品と一緒に電気も売ることができます。

中小企業でも特定の電力会社の代理店になると、新しい電力市場に参入
することができます。

新しいサービスや新しい技術、異業種企業との連携など新し動きが生まれたり、
日本経済全体、産業全体が活性化していくでしょう。

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