節電術

家電70%節電術!「エコモード」とは?

電気料金が下がるといって、ムダに電気を使用していませんか?

それでは本末転倒です。

家電の使い方を少し工夫するだけで、節電することができますよ。

家電節約のポイント

1 エコモードで消費電力を下げる!25%の節電に

2 ハロゲンヒーターよりカーボンヒーターのほうが暖かい!さらに節電できる!

3 掃除機の紙パックをこまめに替え、吸引力を落とさない!

3つの家電比較表

【冷蔵庫】
「A社」465L
[運転モード 標準]
消費電力:230kWh/年
金額(円/時間):0.71円
[運転モード エコ]
消費電力:173kWh/年
金額(円/時間):0.53円

「B社」465L
[運転モード 標準]
消費電力:240kWh/年
金額(円/時間):0.74円
[運転モード エコ]
消費電力:228kWh/年
金額(円/時間):0.70円

【電気ストーブ】
「C社」3畳
[運転モード 標準]
消費電力:1100W/時間
金額(円/時間):29.70円
[運転モード エコ]
消費電力:935W/時間
金額(円/時間):25.25円

「D社」3畳
[運転モード 標準]
消費電力:1150W/時間
金額(円/時間):31.05円
[運転モード エコ]
消費電力:978W/時間
金額(円/時間):26.41円

【掃除機】
「E社」サイクロン式
[運転モード 標準]
消費電力:800W/日
金額(円/時間):2.16/1日
[運転モード エコ]
消費電力:650/W/日
金額(円/時間):1.76/日

「F社」サイクロン式
[運転モード 標準]
消費電力:850W/日
金額(円/時間):2.30/1日
[運転モード エコ]
消費電力:200W/日
金額(円/時間):0.54/1日

エコモードでこんなに節約になる!

冷蔵庫 A社 230kWh/年 → 173kWh -25%

電気ストーブ C社 1000W/時間 → 935W -15%

掃除機 F社 850W/日 → 200W -76%

-CHECK!- どっちがお得?パソコンのシャットダウンとスリープ

パソコンを使用する時間と休憩する時間が切り替わる場合、中断時間が
90分以内ならばスリープモードのほうが消費電力を抑えることができ
お得になると言われています。

起動やシャットダウンの際に最も電力を消費するため、短時間でこの作業を
繰り返すと、電力を多く消費してしまいます。

結論

■エコモードは電気料金の節約に効果的

■メーカーごと、商品ごとに節電具合は大きく異なる

電気ストーブの使い方で月800円の差が!

スイッチひとつで25%の節電

様々な家電に当たり前のように、エコ運転への切り替えスイッチがあります。

実際どのくらいの節電効果があるのでしょうか?

標準モードとエコモードで消費電力とコストはどう変化するのかを見ていきましょう。

今回は、冷蔵庫・電気ストーブ・掃除機の3種類の家電で見ていきます。

まずは冷蔵庫についてみていきましょう。

A社の場合、標準モードでの消費電力は230kWh、1時間あたりの金額は0.71円です。

これをエコモードに切り替えると、年間の消費電力が173kWh、1時間あたりの金額は0.53円になります。

なんと、約25%の節電になるのです。

次に電気ストーブについてみていきましょう。

リビングやキッチンなどへ持ち運ぶことができ、すぐに温まる電気ストーブは
重宝しますよね。

しかし、消費電力がかなり高いことがわかります。

C社の標準モード1時間辺りの消費電力は1100W、金額は29.70円です。

例えば、1日6時間使用すると178.20円、1ヵ月に換算すると5346円になります。

これをエコモードに切り替えると、1時間あたり935Wの消費量になり、
金額は25.25円になります。

標準モードと同条件で金額を換算すると1日151.50円、1ヵ月で4545円。

その差は801円という侮れない金額となります。

メーカーによって節電率の差が倍以上!

掃除機について見ていきましょう。

小さい子どものいる家庭では、毎日のように使用していると思います。

ただ、使用時間が短いこともあり、なかなか節電を意識して使用している方は
少ないのではないでしょうか。

E社をみると、標準モード時とエコモード時では、約20%の節電となります。

次にF社ですが、標準モード時とエコモード時のでは、約76%も節電ができ、
E社の倍以上の節電ができることがわかります。

エコモードは、メーカーによっても節電率が異なるため、注意して選ぶ必要があります。

身近な家電を標準モードから節電モードへ切り替えることでお得になることが
わかります。

上記で取り上げた家電の使い方に着目した電力の節約術を紹介していきます。

まず、冷蔵庫です。

設定温度を「標準(中)」にすれば、1年中自動で温度を調整してくれます。

また、エコモードを活用し、扉の開閉時間は短く、少なくし、熱いものは冷ましてから
入れるようにしましょう。

冷蔵庫を設置する際には周囲に隙間を開け、放熱しやすくすると
節電につながります。

電気ストーブは、ハロゲンヒーターやカーボンヒーターなど、様々な種類が
あります。

カーボンヒーターは、遠赤外線の放射量がハロゲンヒーターの約2倍です。

つまり、カーボンヒーターのほうが暖かく、消費電力も控えめになるので、
購入を検討している場合はこちらを選択するのもひとつの手です。

最後に掃除機です。

サイクロン式の掃除機は吸引力が落ちず、紙パック方式の掃除機に比べて
電気代も節約することができます。

サイクロン式はこまめにお手入れすること、紙パック式はゴミが溜まったらパックを
変えることで吸引力を落とさず、短時間で掃除を終わらせることができます。

また、強弱モードがあるので、それを調整することでも節電へ繋げることが
できます。

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