電力自由化によって、ガス会社からも続々と電力市場への参入が相次いでいますが、
九州の雄、西部ガスもその一つです。
現在、西部ガスとご契約の方は、
電気についても西部ガスにお願いしたほうが得策かもしれません。
その理由は・・これから説明していきます。
西部ガスについて
そもそも西部ガスとはどのような会社なのでしょうか？
西部ガスは九州地方を拠点にガス供給事業を運営する会社で、
1930年の創業から今日に至るまで、ガス一筋で運営してきた古参の会社です。
九州においてはガスといえ西部ガスといわれるほどシンボリックな存在でしたが、
電力自由化のスタートにより、
西部ガスも電力の小売事業に参入することになりました。
九州の電力といえば大手の九州電力がありますが、
ガス大手の西部ガスが電力市場でこれに拮抗しうる存在となるかどうか、
この点が非常に注目されています。
西部ガスは福岡県に本拠地にするガス会社ですが、
これからは小売電気事業者としても認知されるようになります。
なお、電力の自由化はすでに2016年4月からスタートしています。
西部ガスの電力サービスのメリット
ところで、小売電気事業に参入するのはいいとしても、
西部ガスが提供する電力サービスにはどんなメリットがあるのでしょうか？
メリットが何もなければ契約を見直す意味がないので、
この点に注目しなければなりません。
西部ガスの電力サービスと契約するメリットは、
ずばり電力料金が安くなることです。
どのぐらい安くなるかというと、都市ガスと電気をセットで契約した場合で、
九州電力の現行料金よりも安くなります。
具体的には、一般家庭向けの電力サービスで月額最大500円安くなります。
基本料金について九電の現行料金から割り引く方法ですが、
月額で最大500円安くなるというのは注目に値します。
なお、西部ガスでは電気だけの契約もできますが、
その場合は電気料金の割引が小さくなります。
電気契約の見直しについて
現在、ガスは西部ガスで、電力は九州電力でと、
ガスと電気を別々に分けて契約している方もおられるかもしれません。
そういう方は、エネルギーの契約について見直したほうがいいかもしれません。
なぜなら、電力自由化がスタートしたことによって、
西部ガスのようにガスと電気をセットで販売するガス会社が現れたからです。
ガスと電気をセットで販売するガス会社は、
セット割などお得なプランを次々に発表しており、
それらはいずれも電気契約者の関心を集めるものとなっていますが、
今より少しでもガス料金と電気料金を抑えたいと考える方は
ぜひチェックしておかなければなりません。
そうしたオトクな電気料金を提供している事業者の一つが、
西部ガスというわけです。