■大東建託の「いい部屋でんき」とはどんなサービスなのか■■
大東エナジーは、大東建託グループが管理する賃貸物件の入居者向けに、新電力サービス「いい部屋でんき」の提供をはじめます。電気と住宅のセット割引という新しいジャンルに挑戦していくようなのです。大東建託グループの物件にお住まいの家庭は、いい部屋でんきへの乗り換えを検討してみるという方法で顧客獲得に乗り出したのです。特に一人暮らし、共働き夫婦など電気使用量が比較的少ない家庭にはオススメです。いい部屋でんきの名称で、沖縄電力エリアを除く全国各地で電力の供給を行っていきます。家賃と電気代を合算してクレジットカードで支払えるおまとめサービス、そして、入居者限定の割引サービスをウリに契約者の獲得を目指しているようです。自分の生活スタイルに合わせて、もしこのサービスが合っていたらかなりお得に電気を利用することができるでしょう。なおグループ会社の大東エナジーが登録小売電気事業者となります。
■大東建託の「いい部屋でんき」ならではのサービスとは？■■
お部屋さがしの「いい部屋ネット」で有名な大東建託の「いい部屋でんき」ならではのサービスとはどのようなものなのかということについて紹介していこうと思います。いい部屋でんきの料金体系はとても単純で分かりやすいです。さらに北海道・東京・中部・関西・中国・四国電力エリアでは、それぞれの従量電灯料金に比べ5パーセント割引、東北・北陸・九州電力エリアでは、それぞれの従量電灯料金に比べ3パーセント割引を実現しています。加えて一定の割引率をウリにしているという点では、前回に紹介したようなたのしい電気のサービスにも似ていると言えます。そしてすでに、大東建託は2011年より自社管理物件に電気を供給しています。電力アグリゲーター事業といって、電力会社から高圧電力を買って、それを低圧電力に変換して各部屋に安い電気を提供するビジネスによって、すでに電力販売を行っています。つまり、電気を供給していくことに関しては実績も実力もあることがすでに証明済みなのです。さらには、管理物件の屋根に発電設備をつけて電気を発電し、売ったり提供したりしている「太陽光発電事業」も展開しており、電気に関してはプロ中のプロだといえるのではないでしょうか。その電気のプロから電力供給してもらえるなら安心して電気会社も変えられるのではないでしょうか。