東京電力の料金プランには、ライフスタイルに合わせて選べる
「ピークシフトプラン」と「時間帯別料金プラン」があります。
この二つのプランを利用することで電気代の節約ができますが、
まずはそれぞれのプランがどういうものかチェックしてみましょう。
ピークシフトプランとは
うちの家庭では、電力使用量のピークが夜間にくる・・。
そういうご家庭におすすめしたいのが、東京電力のピークシフトプランです。
ピークシフトプランとは、電力使用量のピークを昼間ではなく
夜間にシフトさせることを目的にした料金プランです。
もともと、電量需要が昼間に集中して電力不足が起きるのを防ぐ
目的で作られましたが、今ではライフスタイルに応じて利用できる
便利なプランとして知られるようになり、昼間から午後にかけてではなく、
夜間に電力使用量のピークがやってくる家庭向けのプランとして利用されています。
電気料金がもっとも高くなるのは、需要が多い昼間から午後にかけてですが、
ピークシフトプランでは昼間の電気使用量を抑えて夜に利用を集中させることで、
全体の電気代を安く抑えることができます。
このプランでは利用者だけでなく、
電力会社にとってもピーク時の需要を抑えられるメリットがあります。
時間帯別料金プランとは
東京電力の料金プランには、時間帯別料金プランというものもあります。
こちらも、ライフスタイルに合わせて電力を節約するのに
便利なサービスですから、ぜひ注目しましょう。
時間帯別料金プランとは、文字通り、
電力を使用する時間帯ごとに料金を設定するプランのことです。
このプランは、時間別に電量料金の単価を変えることによって、
電力の需給関係を調整することが目的ですが、
上手く利用すれば契約者にとっても料金的なメリットがあります。
例えば、夜間に電力を使用する機会が多い世帯では、
この時間帯別料金プランを利用することで電気代を安く抑えることができます。
なぜなら、時間帯別料金プランでは、夜間の電気代がとても安くなるからです。
昼夜を問わず単価が変わらないプランなら
料金的なメリットはどこにもありませんが、
時間帯別料金のように時間帯によって単価を変え、
夜間の電量料金を安くしているところでは、
夜型人が電気料金節約の恩恵を受けることになります。
自分のライフスタイルに合わせて選ぶ
以上のように、東京電力では
契約者のライフスタイルに応じプランを変更することができます。
また、それぞれの契約に合ったプランというものが用意されています。
そして、プランが変われば電力料金も当然変わってきます。
したがって契約者としては、
自分のライフスタイルに応じて契約するプランを変えていく必要があります。
昼夜を問わず一日中どの時間帯でも電力使用している家庭では、
スタンダードなプランが最適ですが、仕事でいつも帰りが遅く、
夜間しか電力を使用しない家庭の場合は、
ピークシフトプランや時間帯別料金プランが最適です。