・電気会社の変更を考えるのも良いですが
電力の自由化により、私たちは自由に電気を販売する会社を選ぶことが可能になりました。今までの電力会社より料金を安くできたり、環境に優しい電気の特性を選択可能になるメリットが存在します。経済の不況や雇用問題などにより人々は金銭面で負担が大きい現代で、お得なプランやサービスの会社探しをする人は多いでしょう。確かに、会社の変更により携帯や自動車料金と組み合わせるとお得になるサービスも少なくありません。しかし、節約意識があるなら会社変更の前に自力で可能な節約箇所を見落としてないか見直すことを忘れないようにしましょう。
・LEDの利点と特徴とは
自分の家庭、部屋にある照明器具に蛍光灯を使用しているのなら、LEDに変更することで電気代が安くなります。発光ダイオードという半導体の名称であるLEDは、白熱電球や蛍光灯と違い消費電力が少なく寿命が長い特徴を持ってます。具体的に説明すると、照明器具で12畳向けの消費電力は蛍光灯なら約120W、LEDなら約50Wと半分以下の電力になります。シーリングライトで、一時間あたりの電気料金で考えると前者は約3．1円、後者は約1．2円となり年間で計算するとおおよそ5千円以上も節約することが可能になります。
・使用頻度で考えて購入が大切
ランプを例にすると、LEDの寿命は蛍光灯の約3倍も長く一日8時間照らしたとしても約10年以上も寿命がもつ計算になります。けれども、デメリットも少なからず存在するのも事実です。近年価格は下がってきたものの、白熱電球などに比べ一つあたりのコストが高く、熱に弱いので熱がこもる浴室に使うと損傷の可能性があります。全ての部屋をLEDにするのではなく、リビングやダイニングなど日常で照明を多く使用する場所にLEDを利用するのが賢い節約の仕方でしょう。自宅の照明器具は何を使っているか確認してからでも、電力会社を変更するのは遅くありません。
節電術